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「夕やけの里」で15メートルどんど焼き

正月の縁起物などを焼いて無病息災を願う伝統行事「どんど焼き」が18日、八王子市上恩方町の観光施設「夕やけ小やけふれあいの里」で行われた。

同市の無形文化財に指定されている恩方地区・上案下町会のセイノカミ(賽の神)を模して、呼び物にしているもので、今年で15回目。竹で組まれた高さ約15メートル、重さ約2トンの巨大な円すい状のセイノカミには、地域から持ち寄った正月飾りやだるまなどが積み上げられた。点火されると、オレンジ色に高々と燃えさかり、周囲の来場者らは歓声を上げたり、撮影したりしていた。

来場者は、火が落ち着いたところで、食べれば風邪を引かないと伝えられるだんごの「まゆ玉」を、竹の先端に刺してあぶって食べ、1年の健康を願った。

 

新聞轉載至:
http://www.yomiuri.co.jp/